学校日記

関東中学校バドミントン大会

公開日
2025/09/01
更新日
2025/09/01

できごと

 今年の夏休みに開催された関東中学校バドミントン大会は、小田原アリーナで開催されました。本校の生徒を含め、小田原・足柄下地区のバドミントン部やクラブに所属する生徒がプラカード持ちや得点板のお手伝いで参加しました。本校の女子バドミントン部に所属している生徒会長が地区の代表として、開会式で歓迎のことばを述べました。

「令和7年度第56回関東中学校バドミントン大会へ参加される皆様、ようこそ小田原の地へお越しくださいました。小田原市内11校生徒を代表し心から歓迎いたします。神奈川県の西部に位置する小田原市は、日本を代表する観光地である箱根山や丹沢、有数の魚種を誇る相模湾に面した自然豊かな立地にあります。また、本会場「小田原アリーナ」のすぐ近くは二宮尊徳の生誕の地です。みなさんも薪を背負い、本を読みながら歩く姿の銅像を学校などで見かけたことがあるかと思います。尊徳は江戸時代に道徳と経済の両立について説き、関東地方の農村復興に尽力した人物です。その尊徳の言葉ひとつに「積小為大」があります。毎日毎日の小さな努力の積み重ねが大きな結果につながるという意味です。参加される選手のみなさんは連日猛練習をこなし、やっとこの大会にたどりついたことと思います。その自らの努力を信じ、この大会への出場が叶わなかった選手の気持ちも背負い、全力で試合に挑んでいただきたいと思います。私は中学2年生からバドミントンを始めたので、技術面はまだまだですが、バドミントンの楽しさに魅了され、実は授業中でもバドミントンのことを考えてしまうくらいです。尊敬している顧問の先生が、部活の時によく口にしていた言葉があります。それは「挑戦」です。どんなに辛く、くじけそうになっても最後まで絶対に諦めず、挑戦することをずっと教えてくださいました。この合言葉があったからこそ、私は高校でもバドミントンで挑戦し続けたいと今も強く想っています。挑戦という言葉を心の奥に、勝利に向かってベストを尽くし、選手全員が怪我なく、大会が成功裡に終わることを祈念しております。結びに、本大会を開催するにあたり大変ご協力をいただきました中学校体育連盟をはじめとする関係者の皆様に感謝申し上げ、歓迎のことばとさせていただきます。」

 関東各地から集まった多くの人たちを前に、堂々と話すことができました。お手伝いに参加した、バドミントン部のみなさん本当にお疲れ様でした!