4年生 子ども達が自分達で学び合う授業 〜4年1組・学級だよりから〜
- 公開日
- 2023/12/08
- 更新日
- 2023/12/08
4年
先週はご多用の中、参観ありがとうございました。
1時間目の授業は算数だったのですが、教科を選んでおきながら私自身がかなり緊張をしていました。
その理由はほぼ45分間全てを子ども達が自分達で学び合う授業の形をとったからです。
教師である私が黒板の前に立ち、授業の流れを決め、子ども達に質問し、受け答えをしながら45分間進めていくという時ももちろんありますが、最近、国語や算数では自分達で学習を進める機会を増やしています。
ですから、そういった授業でのお子さんの様子というのを見てもらおうと思いました。
しかし、夏の教育相談やこの学級通信の中で、「子ども達が学び合う」という説明をしたことがありましたが、実際に様子をそのまま見ていただくことは初めてだったので緊張していました。
様々な価値観がありますので感じたことは保護者の方にとっていろいろあったのではないかと思います。
今回は、できるだけ参観してくださった保護者の方一人ひとりにお子さんの最近の振り返りの内容と頑張っていることをお伝えしようと、話しかけることに努めていましたが、全員に声をかけられませんでしたし、少ししかお伝えできなかったときもありました。
申し訳ありません。
なぜ、このような形の授業を増やしているのかの理由は沢山あり、書ききれませんが、少しだけ書くと…
・わからないときに「わからない」「教えて」など自分から言って協力する力をつけてほしい
・友達に説明をする中で、自分が分かっていることや本当は分かっていないことに気づいてほしい
・自分の得意なことが他の人にとっての苦手なこともあり、助けることや役に立つことを実感してほしい
・学ぶときに、どんな学習内容を選び、どの順番で、誰と、どのように学ぶことが望ましいのか、また望ましくないのかという自分を知る機会をたくさん得て、自分自身を知ってほしい
などがあります。
そのために、やらせっぱなしにするのではなく振り返りを書いてもらい、子ども達を把握し、その子にあったアドバイスをすることを努めています。
まだまだ子どももそして私自身も未熟な部分はありますが一歩ずつ今の地点より成長できるように、経験を積み重ねていきたいと思っています。