1年生 算数の授業の様子から ~学級通信から~
- 公開日
- 2025/11/25
- 更新日
- 2025/11/25
1年
算数では、繰り下がりのある引き算の学習をしています。
先に出てきた考え方は減加法と呼ばれ、子どもたちとは「ひきたしほう」と呼んでいる方法です。
12-9でしたら、12を10と2にして10から9をひいて2をたす方法です。
ある日の授業では、11-2をより計算しやすくするためにというめあてのもと、子どもたちは一生懸命考えていました。
「あっ」と気付いた子たちが、
「11-2のひく数2を1と1にわけて11-1=10」
「10-1=9で出るよ!」
という発表をしました。
そのやり方は「ひきひきほう」と名付けられました。
説明し合う際には子どもたちから黒板を使って説明したい!と出てきていました。
毎年子どもたちに「授業の主役はみんな(子どもたち)・黒板は先生だけのものじゃなくみんなのもの」という話をしています。
1年生の子たちもそのことを理解して体現していってくれていることを嬉しく思っています。
(※二つの方法は場合によって使い分けられたら理想ですが、実際の計算場面では減加法(ひきたし法)で慣れてきているため、減々法(ひきひき法)も使おうとして戸惑ってしまう場合は、減加法でできればいいよと伝えてあります。)
<写真・画像の補足>
聴き手も真剣に見て、聴いて考えています。