教職経験に応じた授業研究(令和7年度・第2回)~2年生国語「どうぶつ園のじゅうい」をとおして~
- 公開日
- 2025/09/10
- 更新日
- 2025/09/10
2年
9月10日(水)
本校では、個人研修のひとつ「教職経験に応じた授業研究」が行われました。
令和7年度該当者のひとりは2年生の担任。
外部の方が来校して個別に助言を受ける(個人研修)のは今年度2回目となります。
授業力の向上を目的としたこの取り組みは、教職経験に応じて個別に行われるもので、今回も県西教育事務所から教育指導員をお招きしての実施となりました。
単元名は「読んで 考えたことを 話そう」で、教科書の教材文「どうぶつ園のじゅうい」を活用しての授業です。
ちなみに、本時(この時間)の目標は「筆者のお昼前にしている仕事とその工夫を読み取ることができる」というものでした。
子どもたちは、文章の中から筆者の工夫を見つけ出し、ノートにまとめたり、友だちと意見を交わしたりしながら、考えを深めていきました。
授業中、「この人、動物のことすごく考えてるね」とつぶやいた子の言葉に、周囲の子たちも「ほんとだ」「やさしいね」と反応し、筆者の思いに寄り添うような読みが自然と広がっていきました。
授業後には、教育指導員との間で約1時間の振り返りが行われ、授業の構成や問いの工夫、子どもたちの反応などについて話し合う時間となりました。
こうした学びが、明日からの支援や指導につながっていくことを願っています。
授業づくりは日々の積み重ねの中で磨かれていくものです。
今回の授業研究も、子どもたちの学びをより豊かにするための大切な一歩となっていくことでしょう。