10月1日（水）

今日の献立は牛乳、塩コーンラーメン、大学芋です。

『アラビアンナイト』（千夜一夜物語）に収められている物語の数は、版によって大きく異なります。📚物語の数についてのポイント初期のアラビア語写本では、実際には282話程度しか収録されていませんでした。その後、ヨーロッパで翻訳・出版される過程で、「千一夜」というタイトルに合わせて、多くの物語が追加されました。現代の版では、300話以上の物語が収録されているものもありますが、すべてが元々のアラビア語版に含まれていたわけではありません。有名な「アラジン」「アリババ」「シンドバッド」などは、後から追加された話で、原典には含まれていませんでした。

さて、今日は「ごま」についてのお話です。

みなさんは、「開けゴマ！」という言葉を聞いたことがありますか？これは『アリババと40人の盗賊』という物語に登場する呪文で、「開けゴマ！」と言うと、宝物がたくさん入った洞窟の扉が開くのです。

この物語は約1200年前のアラブの話ですが、なぜ「ごま」が呪文に使われたのでしょうか？それは、砂漠の地域では、ごまが保存しやすく持ち運びにも便利で、栄養価が高く、特に脂肪分が豊富なため、貴重な食べ物だったからです。

現代でも、ごまは健康食品として広く使われています。