算数では、面積の学習を進めています。これまでは１㎝²という小さな単位をもとに、いくつ分あるかを考えてきましたが、新たに大きい単位である「１㎡」を学習しました。子どもたちは、１㎡の広さを知ると「こんなに広いの？」と驚いた様子でした。学習を進める中で「教室の広さってどれくらいなんだろう？測ってみたい！」「校庭や体育館はどうなんだろう？」疑問に思う声が聞こえてきたので、学習したことを生かして実際に面積を測ってみました。

　教室の面積は、「10㎡より小さいんじゃないかな」と予想する子もいましたが、実際に測ってみると約49㎡もあることが分かり、「１㎡が４９個分もあるの！？」と改めて教室の大きさを実感していました。また、校庭を測ったグループは「縦が４８ｍで横が８９ｍだったから、４２７２㎡だったよ」と教えてくれました。その数を聞いた子どもたちは、「１㎡が４２７２個もあるの？」と、想像のつかない大きさに驚いていました。さまざまな場所の面積を知る中で、自然と広さを比べたり、広さを実感（量感）したりする姿が見られました。学習したことをもとに「これもやってみたい」と次の学びへとつなげていく姿が見られ、とてもすてきな学習の時間となりました。「家の間取り図を使って面積を測ってみたい！」「自分の部屋の面積は？」と自主学習でさらに探求しようとする発言も聞こえてきました。