６年生の道徳では、「時計係」という読み物資料をもとに、友達とのより良い関係について考える学習をしていました。親友に事実を正直に伝えるかどうかについて、自分の立場（考え）を明らかにするために、黒板にネームカードを貼っていました。話し合いの途中で立場（考え）が変わったときには、ネームカードの位置を変えます。そして、どうして変えたのかについて理由を話します。６年生の学級には友達の意見をしっかりと聞き、温かく受け止める雰囲気がありました。

世の中には、正解はこれ、と言えないものが多いです。でも、自分はどう思うのかを相手に伝えたり、自分と違う立場の人はどういう考えなのかを聞いて理解するようにしたりする経験を積み重ねていくことが大切だと思っています。