4年生 算数的な見方・考え方 〜楽しんで理解〜
- 公開日
- 2024/07/05
- 更新日
- 2024/07/05
4年
〜4年2組学級通信から〜
今の学習指導要領(子どもたちに教える内容を示したもの)では、
「算数的な見方・考え方」
という言葉が出てきますが、子どもたちにとってはどういうことかな?と感じる言葉かもしれません。
実は、算数の教科書に出てくるキャラクター達「算数モンスター」はその算数的な見方・考え方をよく表すものになっています。
例えば、下の左側の写真の『ヒトッツ』というモンスターは、60÷20の際に「10を一つ分」と見て、6÷2でまず考えられるというような時に出てきます。
そのことを黒板に書く際に、モンスターの掲示物を出すなどしています。
他にも、筆算で位をそろえることを意識するときなどに出てくる『ソロエ』など様々な算数的な見方・考え方を使っていることが分かりやすいモンスターが教科書のP9にまとめられています。
授業中の黒板に掲示されたり教科書で発見すると楽しんで、
「あっヒトッツ来た!」
という子たちも多くなってきて、最近は自分たちから
「先生、これはワッケルの考え方じゃない?」
などと言ってくる子も出てきました。
さらに、「もし自分たちでこういう算数モンスターがあったら授業で使えると思うものがあったら教えてね」と伝えておくと、右下の写真のようなモンスターを何人かの子たちがわいわい楽しそうに話し合って作ってきました。
『ケッセル』とは、「10を一つと見ると、1の位の0が消せて60÷20の式が6÷2になるときに使うなどと説明してくれました。
他にも『アマリン』『フタッツ』なども作成しています。
創意工夫が素晴らしいと思います。
このように、進んで取り組む様子、いつものつぶやきや反応、アンケートの様子などから算数の学習が楽しい!と感じている子たちが増えてきて嬉しく、また自分たちの手で作ろう!という意気込みを非常に頼もしく思っています。