7/12 大きく育てえだまめ君
- 公開日
- 2021/07/14
- 更新日
- 2021/07/14
校長室から
7月12日(月)、朝から強い日差しが照りつけています。時折吹く風が心地よい朝でした。子どもたちは暑さに負けず元気に登校してきました。変更のあった通学路にももうなれたようですと見守りにいっている担当から報告がありました。
今日は午前中に学校応援団の方1名が階段の清掃を行ってくださいました。本当に助かります。ありがとうございました。
今日は保護者の方から2つ連絡をいただいたので、午前中に自転車に乗って回ってきました。1つ目は、イノシシです。先週の金曜日の夕方、学校裏のプール付近でイノシシを見かけたということです。緑に囲まれ近くに畑があるため、おなかをすかせたイノシシが現れたのかもしれません。周りの様子を見ていると、ずいぶんのびた木の枝が電線に架かりそうだな。道路脇の雑草がずいぶんと多いな。といろいろ気になることがありました。2つ目は通学路のことです。桃色コースの道で、雨が降ったときに水がたまってしまい危ない場所があるということでした。確かに勾配の関係で、2方向から水が集まるようになっているにもかかわらず、水が流れ込む穴がないためたまってしまうようです。学校に戻って、市の道水路整備課と自治会連合会長さんに連絡しました。夏のゲリラ雷雨や秋の台風に間に合うように声を上げていきたいと思います。
学校に戻ると掲揚塔の周りに2年生が育てている野菜の鉢が並んでいます。もう収穫が終わったものもあるようです。この学習は、自分の野菜の苗が、大きくなっていくことに関心を持って働きかけることで、親しみの気持ちや命の尊さを実感することをねらっています。子どもたちは自分の野菜の葉が増えたり、茎が伸びたり、実がついたりするのを一喜一憂の思いで世話をしてきたことでしょう。教室に行くと偶然にも野菜を育てたまとめの発表がありました。今日は、ピーマングループと枝豆グループの発表でした。どちらのグループも紙芝居形式で、上手に絵を描き大きな声で発表できていました。ピーマングループは苗を植えるところから、お世話をする中で葉が増え、背丈が伸び、実がついてと成長の様子を細かく話していました。時には虫がついたことを心配していた気持ちも伝わりました。また、肉詰めや焼きそばに入れて食べた感想も話していました。また、えだまめグループは、えだまめになりきって思いを話していました。緑の虫がしがみついてきていやだったこと、実が5センチメートル2ミリメートルになってうれしかったこと、おいしかったっていってもらえてうれしかったことなど、大切にしてきた野菜だからこそ、その気持ちがわかったんだろうなと思います。「今度はオクラを育ててみたい。」「毎日水をあげるのが大変でした。」「虫に葉を食べられてしまうのがいやでした。」「またえだまめを育てたい。」いろんな思いを聞くことができました。野菜を育てる経験は子どもたちにとって楽しいだけでなく意味のある活動のようでした。発表の後は、野菜ビンゴをして楽しみました。