小満から芒種へ向かう季節 〜二十四節気から〜
- 公開日
- 2023/06/03
- 更新日
- 2023/06/03
校長室から
二十四節気では小満から芒種(ぼうしゅ)に移ろうとしているこの頃は、いわゆる芒(のぎ)のある穀物や稲・麦など穂の出る穀物の種をまく季節とされています。(だから…芒種というのですね。)
1年生の「梅もぎ体験」について担任からの記事が掲載されていましたが、梅の実が青から黄色に変わり、百舌(モズ)が鳴き始める…そして、カマキリや蛍が現れはじめる頃でもあります。
なお、この時期、1年生はアサガオ、2年生は野菜を育てており、写真は2年生の様子ですが、朝、登校すると毎日のように一人一人が水をあげています。その中で気付きもあるようですが、これを表していくことも生活科における大事な学びです。
併せて梅雨めいてくる季節でもありますが、ツバメの動きも盛んです。自然の動きを察する力に優れている本校の子どもたちは、ツバメのこともよく話題にしています。
二十四節気の暦と、本校の豊かな地域の環境(子どもが過ごしている環境)や子どもの学習活動のつながりを感じています。五月雨…そしてこれから梅雨に入ると、じめじめして気持ちが晴れないこともあるかもしれませんが、その一方で、植物などの草木そして子どもたちも生長・成長する時期でもあることから、じっくりと一人一人の育ちや学びをみていくチャンスだと捉えるようにしています。