初任者研修(制度)について
- 公開日
- 2023/05/12
- 更新日
- 2023/05/12
校長室から
「初任者研修(制度)」は、正規の新規採用教諭に対して、法律での規定に基づいて行われている研修です。教員及び社会人としての自覚を高めるとともに、学習指導や学級経営に必要な基礎的・基本的な知識や技能を習得し、組織の一員としての意識を高めることを目的に実施されています。
本校の2年生担任は、令和5年度から正規職員として採用されたことから初任者研修対象者となっています。先のとおり法律等に則った制度ということを受けて、神奈川県教育委員会が、各校の事情や状況等を鑑みながら、研修実施に係る職員等を配置することとなりますが、令和5年度については、下中小学校だより4月号にある「初任研校内指導」「初任研後補充」といった2名が研修実施に係る職員として配置されることとなりました。
1枚目の写真は、授業者の担任に加えて初任研校内指導員と初任研後補充職員の2名が授業に入っているところです。通常は週1回程度、初任研校内指導員が授業に入り、同日、授業者である担任への指導・協議をしながら今後に向けて改善を図っていきます。
2枚目の写真は、初任研後補充の職員が授業をしているところです。年間10日程度の外部研修受講のため、その間(年間10日程度)、2年生の授業を後補充として担当します。(こんなことを記したら「やめてよ」と言われそうですが、後補充の職員は、私が小学生だったころの恩師で、信頼していた先生でした。)
さて、担任の様子ですが、毎日、子ども一人一人と真摯に向き合い、できるだけその子のよさや価値をみつけて伝えようとしている姿勢があります。昨年度まで支援教育に携わっていたことがよい影響となっているようです。3枚目の写真につながりますが、(子どもと年齢が近い)若さを利点にするために、一緒に遊びながら子どもの違った面をみようとしているようで、一緒に外に出て過ごしていることがとても多いです。また、時々授業参観に行くのですが、放課後になると、「アドバイスをお願いします」と自身の指導力を高めるために前向きです。(こういった根本的な資質は重要ですので、今後がとても楽しみです。)
このような体制により組織として対応しています。