1年生 交換授業で広がる音楽の楽しみ ~2年生担当による1年生の音楽の時間~
- 公開日
- 2025/11/18
- 更新日
- 2025/11/18
校長室から
+1
11月18日(火)
この日の1年生の音楽の授業は2年生の担任が担当しました。
下中小学校の低学年ブロックでは、後期から1・2年生の担任が、まずは1時間、授業を入れ替える「交換授業」を行ってみることにしました。
児童にとっては、より多くの教員と関わることで顔の見える関係が広がり、日常の相談もしやすくなります。
教員にとっても、子どもを複数の眼で見ることができ、児童理解が多面的に深まるという利点があります。
この日の音楽は、2年生担任にとって専門的に学んできた教科のひとつ。
1年生にとっても新しい視点から音楽を楽しむ時間となりました。
授業では「太鼓の達人」をアレンジしたリズム遊びが行われ、子どもたちは夢中になって太鼓を叩くように手を動かし、自然と音楽に親しんでいました。
ある子は「もっと速くして!」と声を上げ、別の子は「やった、ぴったり!」と嬉しそうに笑顔を見せていました。
ゲーム的要素があることで、音楽がより身近で楽しいものになっていたのです。
授業の最後には、担当者とハイタッチを交わしながら「またやりたいな」「もう終わりなの?」と名残惜しそうな声が聞かれました。
わずか1時間の授業でも、子どもたちと教員の間に温かい交流が生まれたことが伝わってきます。
準備や調整等に多くの時間を費やすことから頻繁には難しいものの、今後もこういった機会を見出しながら、子どもたちの成長を支える価値ある取り組みを続けていきたいと感じられる時間でした。