6年生 国語 「構成を考えて、提案する文章を書こう」~校内研究・子どもの思考がつながる学びへ~
- 公開日
- 2025/09/17
- 更新日
- 2025/09/17
校長室から
+7
9月17日(水)
6年1組における国語の学習の様子です。
単元は「構成を考えて、提案する文章を書こう」。
光村図書の教科書「デジタル教材と私たち」を活用し、子どもたちは自分たちの生活に根ざしたテーマをもとに、グループで提案文の構成を考える活動に取り組んでいました。
「友だちと遊んでいるときのスマホの使い方」
「家族とのデジタル機器の使い方」
など、身近なテーマに関心を寄せる子どもたちが、それぞれ同じテーマの仲間とグループを組み、意見を出し合っていました。
ちなみに、本時間の目標は、「グループで提案する文章の構成を考えることができる」こと。
子どもたちは、互いの考えを聞きながら、伝えたいことの順序や言葉の選び方について話し合っていました。
「これはみんなが共感したんだよね」
「あっ、そうか!その順番なら伝わりやすいかも」
といった声がきこえてくるなど、子どもたちの思考がつながっていく様子が印象的でした。
やるべきことが明確に見えている子が多く、苦手にしている子を互いに慮りながら支え合う姿も見られました。
教師も、時にグループに入り、効果的な助言を行うことで、子どもたちの次の活動への意欲を引き出していました。
この授業は、校内研究(ブロック研究)の一環として位置づけられ、高学年に関わる教員が同じ教室に集まり、児童の発言や活動の様子をていねいにみとりながら参観しました。
放課後には、参観した教員が再び集まり、授業の振り返りと協議を行いました。
子どもたちの学びがさらに深まるよう、子どもの姿を中心に意見を交わし合い、明日からの授業づくりに向けた具体や視点を共有していきました。
こうした授業の積み重ねが、子どもたちの学びを少しずつ広げていくことにつながっていくのだと感じます。
これからも、日々の授業をていねいに紡ぎながら、子どもたちの学びを支えていきたいと感じる時間でした。