学校日記

【6年生】古墳を見に行きました

公開日
2025/07/01
更新日
2025/07/01

できごと

 6月30日(月)、6年生が小田原市郷土文化館学芸員の土屋様を講師にお呼びして、久野古墳へ校外学習に出かけました。まず古墳について簡単に説明してもらいました。その内容の1つに、昔は魔除けに桃を投げていたこと、だから遺跡の発掘の際には桃の種が多く出土することなど、初めて聞くことばかりでした。次に実際に久野小学校から歩き始めていくと、途中では、畑の端に落ちているもの取り上げ、「これは縄文時代の土器の一部です。」と教えてくれました。子どもたちは興味津々で、自分たちでも土器の一部を探すと、「土屋さん、これは土器ですが?」と一生懸命な子もいました。

 久野4号古墳では、実際に石室の中まで入ることができました。石室の両脇は石を何段も丁寧に並べてあり、天井には畳より大きな石を配置するなど、重機の無い時代に、この作業をしていた事に驚いていました。学校に戻る際にも、道路脇に生えている野草のカラムシは、古代の日本で衣類の繊維として使われていたことも教えてもらいました。 わずか2時間ではありましたが、とても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

 土屋様、本日はお忙しい中、貴重な時間を作っていただきありがとうございました。