めざせ!あいさつの達人
- 公開日
- 2025/01/17
- 更新日
- 2025/01/17
校長室から
片浦小の職員室は1階にありますので、登校時、下校時に子どもたちが職員室の出入り口であいさつをしています。
「おはようございます」「さようなら」
これが最も多いあいさつなのですが、1年生のAさんがいつも素敵なあいさつをしています。
「おはようございます。今日は算数があるのでがんばります。」「おはようございます。今日は、来年1年生になる子たちが見学に来る日なので、ものすごくがんばります!」というように、「プラスの一言」があるのです。Aさんの言葉を聞いて、職員はいつも笑顔になっています。
ある朝、根府川駅で登校してくる児童を迎えていたところ、1年生のBさんが「おはようございます」の後、少し考えてから「うーんと、えーっと、今日も勉強をがんばります。」と言葉を付け加えてくれました。同じ学年のAさんの影響でしょうか。Bさんなりに「プラスの一言」が大事なことだと思って伝えてくれたことがよくわかり、嬉しくなりました。
また、ある下校時には、Aさんが職員室の出入り口で「さようなら」と元気にあいさつしたかと思うと、「今、電話をしているから、小さな声でさようなら」言い直してにこにこしながら通り過ぎていきました。ちょうど、職員室で電話対応をしていた職員の姿が目に入ったためです。本当はいつものように、がんばったことや楽しかったことを元気よく伝えたかったのだと思いますが、Aさんなりに気遣いをしていたことに感心しました。
「元気よく」「明るく」も大事ですが、その場の状況を判断したうえでのあいさつができることって大事だなと改めて感じました。
12月中旬からは、一つの学年が1週間ずつ登校時にあいさつ運動を行っています。素敵なあいさつの輪をどんどん広げていけるとよいです。