現在、国語では「聞き取りメモのくふう」という学習を行っています。

話を聞きながらメモをとる際の工夫について、まず教科書を参考に考えました。

子どもたちから出た意見は、「省略して短い言葉で書く(後から見て分かるくらい)。」「まとまりごとに分けて書く。」「数字や記号・矢印を使う。」などです。

これらの工夫を活用して、先週から今週にかけて、自分たちで校内の教職員にアポイントを取り、インタビュー取材を行いました。

インタビューする相手も内容も、自分たちで決めました。子どもたちが決めた教職員の名前を見ると、今年度赴任した方が多かったです。

「教頭先生は、今年度来たばかりだから、話を聞いてみたいな。」

「△△先生は、どうして先生になったのかな？」

など、取材を通して相手をより深く知りたいという意欲に溢れていました。

メモをとるだけでなく、後から見返して確かめられるように、クロムブックでインタビューの様子を録画もしてきました。

中には、

「〇〇先生が答えてくれたこの部分についてもっと聞きたかったのに…。」

と、メモを見直して、もう一度聞きに行く子もいました。

責任もって詳しく正確な情報を収集しようとする姿勢に感心しました。

相手の話を聞きながらメモをとるという行動は、この先も多くの場面で必要となります。

後から見返して、分かりやすいメモにすることは、同時進行で様々なことをしなければならないため難易度が高いですが、身に付けていきたい技能です。

インタビューして得た情報は、今後「新聞を作ろう」の単元と関連させながら、壁新聞にまとめ、より多くの人に見てもらえるようにする予定です。

どのような新聞が完成するか、今からとても楽しみです。