4年生 国語 「聞き取りメモのくふう」 ~4年1組学級だよりから~
- 公開日
- 2025/06/01
- 更新日
- 2025/06/01
4年
現在、国語では「聞き取りメモのくふう」という学習を行っています。
話を聞きながらメモを取る際には、限られた時間の中で必要な情報を正確に捉えなければなりません。
子どもたちは教科書を参考にしながら、「省略して短い言葉で書く(後から見て分かるくらい)。」「まとまりごとに分けて書く。」「数字や記号・矢印を使う。」といった工夫を話し合い、自分たちのメモに生かしました。
本番のインタビューに向けてはクラスでペアを組み、練習も行いました。質問する側・答える側の両方の立場を体験することで、よりよい問いかけ方や相手の話を引き出す姿勢についても学ぶことができました。
実際のインタビューでは、子ども自身がインタビューする教職員と質問内容を決め、休み時間を活用し、聞き取り活動を行いました。
インタビュー相手に選んだのは、知っているけどあまり話したことのない先生が多く
「〇〇先生は、どうして先生になったのかな?」
「校長先生は、どんな気分で毎日を過ごしているのだろう。」
と、相手への関心や思いをもって準備に取り組む様子が印象的でした。
インタビュー当日は、これまでに学んだ「聞き取りメモのくふう」を生かしながら、話の内容をしっかり記録しようと、どの子も真剣な表情で取り組んでいました。
メモを見返す中で、
「〇〇先生ってそんな経験があったんだ。」
「知らなかった一面を知れて嬉しい。」
と、驚きや喜びの声をたくさん聞かせてくれました。これまで以上に先生たちとの距離が近くなったようで、学校生活にも温かい繋がりが生まれていることを感じます。
こうした学習を通して、子どもたちは「相手の話を聞きながらメモを取る」という、これからの生活や学びの中でも大いに活きる力を育てています。
聞きながら書くという行動は簡単なことではありませんが、実践をかさねる中で確かな成長が見られました。
インタビューして得た情報は、今後「新聞を作ろう」の単元と関連させながら、壁新聞にまとめ、より多くの人に見てもらえるようにする予定です。
どのような新聞が完成するか、今からとても楽しみです。