橘中学校区 幼小中連絡協議会 〜顔のみえる関係をとおして子どもを育む〜
- 公開日
- 2023/10/25
- 更新日
- 2023/10/25
校長室から
10月25日(水)午後、橘中学校区・幼小中連絡協議会が開催されました。
本校は令和5年度の幹事校でしたので、橘中学校・前羽小学校・下中幼稚園の職員のみなさんが各校数名ずつ本校に参集し、授業を参観するとともに、その後、分科会にわかれて情報連携を図っていきました。
<分科会>
・児童生徒指導担当者連絡会
・教育相談コーディネーター連絡会
・情報教育担当者連絡会
・支援級担任連絡会
・防災担当者連絡会
子どもたちが、小学校から中学校へと歩んでいく中で、多くの子は、橘中学校へ進学していきます。
支援や指導に携わる職員がより具体的に連携していくことはとても重要なことと考えます。
子どもにとって「適度な段差」は必要なこともありますが、個人差がありますので、子どもによっては「できるだけゆるやかな段差」が望ましい子もいますし、延いては、「中1ギャップ」の軽減につながるものと考えます。
各分科会では、職員同士が顔のみえる関係をつくるとともに、実際に授業を参観して感じたことの共有や、めざしたい支援・指導の方向などを確認していました。
年間数回のこういった機会を大事にしていきたいと考えています。
<こぼれ話>
特に、橘中学校の職員のみなさん(先生方)は、5・6年生の授業を中心に、とても熱心に参観していました。
(半年後もしくは1年半後の担任になっているかもしれないですからね…)
いずれにしても、6年生においては、一人一人が落ち着いて算数の授業に臨んでいる姿(中学校の先生が来る…ということで、そわそわしている感じが微笑ましかったです)や、5年生においては、道徳科の時間で、自分の意見と違った意見でも温かく受け入れながら学び合っている姿を、直接、確認することができたのではないでしょうか。
実際に、中学校の方々(先生方)は、
「安心しました」
「この子たちと中学校で会うのが楽しみです」
「全体的に学習用端末の活用が図られていて驚きました」
「5・6年生だけでなく、廊下ですれ違った子のあいさつがとても気持ちいいです」
などという言葉を残されていました。
本協議会の開催に際して、携わってくださった全てのみなさまに感謝いたします。
子どもの育ちや学びに向けてどうもありがとうございました。