なぜ「あいさつ」は大事なの?・・・朝会の話
- 公開日
- 2023/04/16
- 更新日
- 2023/04/16
校長室から
なぜ「あいさつ」って大事なのでしょうか。
4月11日(火)の朝会(オンラインでの実施)において、これに関することにふれましたので、ご紹介いたします。
<校長からの話>
おはようございます。
1年生から6年生の全学年のみなさんがいるというのがとてもうれしいです。今日は、みなさんに考えてもらいたい話をします。
「なぜ、あいさつは大事なの?」という話です。
20秒時間をとりますので、なぜ、あいさつは大事なのか、じっくり自分の心の中で考えてみてください。
(20秒)
はい、そこまでで結構です。ありがとうございます。
いろいろな考えがあると思うのですが、私が、「あいさつって本当に大事だな」と感じたことが最近ありましたので、みなさんにお伝えします。
実は、下中小学校のみなさんのうちの誰かに関する話です。
私はこの4月から下中小学校に来ることになったので、その前の日、3月31日に、下見で下中小学校に来ました。
「どんな学校かな」という楽しみもありましたが、どちらかというと、「はじめての場所だし、不安だな」という気持ちの方が強かったです。
そんなとき、運動場で鉄棒をしていた、新4年生3人、新2年生1人の子が、「こんにちは」と大きな声であいさつをしてくれました。そして、新しい校長先生だとわかると、近くに、走ってかけよってきてくれました。私は、その瞬間に、「不安だな」という気持ちが、すべて吹き飛びました。そして、うれしい気持ちになりました。ここで改めて、その4人の人にはお礼を伝えたいです。ありがとう。
このように、あいさつは、時に人の心を動かします。
「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」…ほかにもいろいろなあいさつがありますが、ひとつのあいさつで、このときのように、不安な気持ちがなくなり、うれしい気持ち、さらには、がんばろうって思えるまでの力が、あいさつにはあると考えます。
この下中小学校の地域には、保護者や先生方のほかにも、みなさんのことが心から大好きで、みなさんのことを支えてくださる方がたくさんいます。
そして、学校にもみなさんを支えてくださるたくさんの方が来ます。
でも、顔がわからないから、はじめてみるから、「だれだ?」「だれだろう」と思って、そのままうっかり、あいさつを忘れてしまうことってありませんか。安心してください。学校に来てくださる方はみなさんを支えてくださる方です。
登下校のとき、つまり、学校にいくときや、学校から帰るときだって、道路に立ってくださる方々がいるのも、みなさん気づいていますよね。
この方々も、みなさんのことが大好きで、みなさん一人一人の安全を支えてくださっています。
じゃあ、今度は、みなさんです。
みなさん一人一人が、どういうあいさつをしていったら、お互いにうれしい気持ちになれるのか、そのためには、どうしたらよいのか、改めて今日から考えてみましょう。
そして、今日から行動してみましょう。
4月は、「よしやるぞ」と気持ちを切り替えるには絶好のチャンスです。
これで私の話を終わります。