ともに歩んだ3年間を胸に ~ありがとうございました~
- 公開日
- 2026/03/25
- 更新日
- 2026/03/25
校長室から
3月25日(水)
本日、離退任式を終え、こうして最後の記事を書くことになりました。
下中小学校で過ごした3年間は、私にとって本当にかけがえのない時間でした。
子どもたちの笑顔や成長の姿、教職員の皆さんが日々積み重ねてきた丁寧な実践、保護者や地域の皆さまの温かい支え。
そのすべてが、この学校の豊かな「価値」を形づくってきました。
私は、皆さんが日常の中で当たり前のように行っていることの尊さを、できるだけ言葉を含めた形にして外に伝えたいと思い、各種会合や学校だより、そしてこのホームページの記事などで発信してきました。
それは、この学校や地域で営まれている一つひとつの関わりが、本当に意味のあるものだと感じていたからです。
異動を伝えられたあとの先週末、私は学校の周辺を歩いてみました。
この3年間、実際に歩きながら教材になりそうなものを自分なりに考えながら散策することが楽しみのひとつでもありましたが、この日は、最後ということもあるので、小学校から明澤方面に向かい、やまゆりライン沿いに田島峠までいき、そこから上町に向かっていくようなルートにしました。
歩きながら、3年間の出来事が静かに胸に浮かんできました。
そして、田島峠にもうすぐ差しかかろうとするとき、雲の切れ間から差し込んだ光が海に広がり、水面がやわらかく揺れているような景色に出会いました。
静かで、心に沁みる光景でした。
その瞬間、
「こんなに美しい地域で、こんなに素敵な人たちと働いてきたんだ…」
という思いが込み上げ、本校を離れることが改めて残念に感じられました。
とはいえ、この公立学校の教員という職業を選んでいる以上、自分では決められない人事異動を受け入れ、一区切りをつける必要があります。
本当に楽しく幸せな3年間でした。
子どもたち、教職員の皆さん、保護者・地域の皆さま。
下中小学校に関わるすべての方々に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。