気付きと対応
- 公開日
- 2021/07/09
- 更新日
- 2021/07/09
校長室から
GIGAスクール構想により児童1人1台のパソコンが整備されたのと同時に、プリンターも各校に2台配置されました。三の丸小では、使用頻度が高いであろう3・4年生と5・6年生の教室前廊下に設置されていたのですが、カバーもなく置かれた状態だったので少々気になっていました。
すると今日、高学年の先生が、廊下にいた教頭先生に、「プリンターのカバー、ありがとうございます。」と話していたのです。教頭先生は、「ちょっと気になっていたから、布をかけておいた」と応じていました。
プリンター用のカバーを準備するのは、誰かの仕事として決まっていたわけではありません。そんな中、ほこりをかぶっていたプリンターを見て、カバーを準備したその心遣いはとてもすてきです。
「気付きと対応」という言葉があります。世の中のいろいろな仕事は、多くの人で役割分担をして進められていますが、分担してもやりきれない仕事や突発的な仕事などは、きっと誰かがやっていることで世の中は回っているのでしょう。より良い生活、より良い仕事のために、気付いた人がどんどん対応する。そういう人が増えれば増えるほど、その学校はどんどん良くなっていくと思うのです。
「気付きと対応」、大切にしたい言葉です。