学校日記

図書室たより2021 〜その11〜

公開日
2021/10/28
更新日
2021/10/28

お知らせ

「ハロウィーンの文化誌」(リサ・モートン 著 大久保庸子 訳 原書房 2014年8月発行)

 今や日本で有名なイベントのひとつとなったハロウィーンですが、歴史的・民俗学的の本格的な研究対象になったのはここ30年ほどのこと。この本では世界におけるハロウィーンの起源や歴史、文学に至るまで幅広く紹介されています。
 仮装をしてお菓子をもらいに練り歩く日、と言った楽しいお祭りのイメージは世界共通なのかと思いきや、アメリカではハロウィーンによって産み出された産業が単なるお祭り騒ぎを超えて、事業展開にすらなっているそうです。ものすごいスピードで拡大・発展をしているハロウィーン、日本では日本人好みのお祭りの形に進化を続けているということなのでしょうか。渋谷の街で31日に大騒ぎをする若者が増えないことを願うばかりです。
 10月27日から11月9日までは読書週間です。国府津中でも2日間にわたり図書委員による放送での読み聞かせを行います。テスト間際で本をお勧めしにくいですが、息抜きに読書を楽しむ余裕が持てるといいですね。