学校日記

図書室だより2020 〜その13〜

公開日
2021/01/18
更新日
2021/01/18

お知らせ

「岩合光昭の世界ネコ歩き」(岩合光昭 著 株式会社クレヴィス)

 丑(うし)年が始まり早くも1か月が経とうとしていますが、今年最初に紹介するのはウシの本ではなくネコの本!この写真集ではパリやベルギーに始まり、クロアチアやハワイ、台湾など世界のあちこちのネコの日常の姿が美しく壮大(そうだい)な景色とともに収められています。
 19歳の時にガラパゴス諸島の自然に心を動かされ、写真家の道を進むことになったという動物写真家の岩合氏は40年以上もネコを撮り続けているそう。カメラに写るネコたちの繊細(せんさい)かつ躍動(やくどう)的な姿は、岩合氏に対する信頼や安心感から生まれたものなのでしょう。同タイトルのテレビ番組に加えて現在映画も上映されているので、ネコ好きな人はもとより、イヌ派もウシ派もウマ派も皆、本と映像に興味を持ってほしいものです。
 『ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る。』と岩合氏の弁。なるほど、ネコは人間にも地球にも一番親(ちか)しい存在なのかも知れませんね。