3年被爆体験伝承者による講演 9月4日(水)
- 公開日
- 2019/09/04
- 更新日
- 2019/09/04
できごと
5校時に3年生が広島の原爆について学ぶ会を持ちました。
今日の講師は、東広島から来てくださった細川文子さん。広島平和文化センターの派遣で、朝7時の新幹線で来てくださいました。
話してくださったのは被爆者の川本省三さん(85歳)のこと。小学校6年生だったそうです。川本さんが自分のことを話そうと思ったきっかけは原爆資料館にあった1枚の戦争孤児の絵だったそうです。原爆はたくさんの孤児をうみ、必死に生きた多くの子どもたち・・・、なのにそれを伝える絵がたった1枚とは・・・。「伝えねばならない」と思ったそうです。
話を伝えてくださった細川さんが生徒に考えてほしいこと:
「原爆に未来の希望すべてをもぎとられ、人生を大きく狂わされた子どもたちの声。生きのびた原爆孤児、川本さんの生きざまは、今を生きる私たちに、何を訴えているのか!」
多くの資料があります。求めれば、いろいろなことがわかります。日本が戦争への道をひた走っていた時代があります。「知ってほしい。」「知らないは“なし”」です。唯一の被爆国 日本に生まれた私たちはその怖さを学び、核廃絶に向かわなければなりません。歴史をしっかり学び、現在を捉え、未来を考えることのできる人になってほしいと思います。