学校日記

特認校抽選会

公開日
2014/12/09
更新日
2014/12/09

校長室から

 小規模特認校制度を利用して入学を希望する児童が、定員を超えたので12月5日に市役所で抽選が行われました。地元の方3人と在籍児童の兄弟1人を除いた11名が定員でしたが、26人の方が抽選に臨まれました。
 わざわざ電車に乗って遠方から通学する選択をしてまで、片浦小を選んでくださることは、ありがたいことです。本校の教育活動と教育環境を評価してくださってのことと、申請前の面談をしていて感じます。特に環境面では、自然環境はもちろんですが、人と人との繋がりといった人的な環境が重視されているようです。地元の方の温かさだったり、上級生をはじめとする子どもたちの優しさだったり、といったものです。これは全校が家族のような関係の、小規模校だからこそ実現できるものだと思います。人間のコミュニティーとして、繋がりやすい規模なのでしょう。
 市内でも少子化が進んで、片浦小と同規模の学校が現れるのも時間の問題です。そうなれば、先生にも子どもたち一人一人を見るゆとりが生まれ、学習や生活の様々な課題にもしっかり取り組めるようになることは、片浦小から容易に予想できます。教育予算が削られて先生が減らされなければ、ですが、・・・・
 小規模校が増えたとしても、やはり片浦だと評価していただけるように、縁あって入学する子どもたちと保護者の方も含め、伝統を受け継ぎながら、今まで以上に素敵な学校をめざせと、背中を押された抽選会でした。