道徳の授業
- 公開日
- 2014/12/02
- 更新日
- 2014/12/02
校長室から
12月2日(火)5年生の道徳の授業は、小田原市教育研究所のプロジェクト研究員の先生方が参観にみえました。「まかせてみよう」という読み物資料を使って、仲間として支え合うことの大切さを考える授業でした。
オリエンテーリングの大会に参加した子どもたちのグループ、分かれ道で地図係の石井さんの意見をめぐって対立します。班長のたかしさんだけが石井さんの事前準備の努力を知っていたので、信じてまかせてみることを提案します。しぶしぶ石井さんの言うとおりの道を進みますが、・・・・。
友だちの努力や良さを知ることが「友だちを認めようとする心」につながることに気づかせたい。担任の指導に子どもたちが素直に反応しつつも、「1位になれなかったら、何だよー、ってなるかも」と本音が垣間見えて、子ども同士・担任と子どもの関係が良いことを感じさせる、温かな良い授業でした。
道徳が特別教科になるわけですが、やはり評価するのは難しそうです。たった6人の授業でしたが、子どもの考えはそれぞれ少しずつ違っていました。ねらいとする道徳的な価値は、発言を聞く限りでは子どもたちに良く伝わっていたと思いますが、実践力となると行動をみなければなりません。悩ましい限りです。