感謝と礼儀
- 公開日
- 2023/12/22
- 更新日
- 2023/12/22
校長室から
いよいよ明日から冬休みです。冬休み前の朝会では2つのことを子ども達に話しました。
1 感謝を伝えよう
みなさんが、この一年頑張ることができたり、できることが増えたりしたのは、自分一人の力だったかどうかということを、この機会に考えてください。同じクラスの人や先生方、そしてお家の人に励ましてもらったり応援してもらった人もいるでしょう。たくさんの人の力で、みんなは成長したのだと思います。1年の最後にたくさんの「ありがとう」を伝えてください。「だれだれさんのおかげだな、ありがとう」とたくさん思える人は、自分で自分の心の中を温かくできる人だと思います。
2 親しき中(仲)にも礼儀あり
皆さんは、「親しき中(仲)にも礼儀あり」ということわざを知っていますか?どんなに仲が良くても、度が過ぎて(言いすぎたり、やりすぎたり、けじめがなくなったりして)礼儀を失うことがあってはいけない」という意味のことわざです。学校では、同じクラスの友達、他の学年の人、そして、学校の先生方にも「親しさ」を感じるかもしれません。親しい人が他の学年にもいることは、片浦小のいいところでもあると思います。クラス替えがないので、同じクラスの友達のことをよくわかってると思うかもしれません。しかし、長く一緒だからと言って、本当に友達のことがわかっているのでしょうか。ずっと一緒だから大丈夫、あの人だったらこんなことを言っても(しても)平気と決めつけて、自分で気づかない間に友達の気持ちを傷つける言葉を言ったり、相手が嫌がることをしたりしているかもしれません。
友達はあなたと同じ人ではありません。どう考えているのか、得意なこと・苦手なことなど、それぞれ違います。同じ言葉でも、平気な人もいれば、うんと傷つく人もいます。人それぞれです。あなたとちがう人なのです。あの子のことはよく知っている、ずっと一緒だから大丈夫と思う時こそ、相手の気持ちを大切にした言葉や行動がとれているか、友達に失礼なことはしていないか振り返ることが必要なのです。ずっと一緒で、みんなの距離が近い片浦小だからこそ、考えてほしいのです。
それは学校の先生たちに対しても、家族に対しても同じです。冬休みには親戚や友達の家に遊びに行ったりする機会もあると思います。皆さんの言葉遣いや態度は「失礼な子だなぁ。礼儀をしらないなぁ。」と思われないでしょうか。直したほうがよいと思ったのなら、今から直しましょう。
「親しき中(仲)にも礼儀あり」という諺については、知っている人が多かったです。同様の話を担任から聞いている学年もありました。、