フードロスを減らせるか?
- 公開日
- 2022/12/12
- 更新日
- 2022/12/12
校長室から
学校日記でもお知らせしていますが、今朝の集会で保健・給食委員会の児童が給食の残菜について調査した結果を発表しました。給食日誌(栄養士が毎日記載するものです)で、牛乳1.4リットル、パン4個、スープ2リットルなどという残菜の記録を確認しているのですが、こうして〇人分という形にすると「こんなに多いのか・・・」と改めて実感します。1学年分残ってしまう献立は、ほぼ6分の1残してしまっているということになります。こうした身近なところを考えていくことがSDG'sの「フードロスをなくそう」につながると考えます。
私自身、食べるのが遅く(正直なところ今でも遅いです・・)好き嫌いも多かったので、時間内に給食を食べきるということがなかなか難しかったことを思い出します。それは教員になってからも同じで、特に高学年を担任したときは、「先生、片づけます」とワゴンを先に片づけられてしまうことも日常茶飯事でした。しかし、そんな私も、給食の安全を確認する「検食」をするという役割が与えられており、毎日決まった量の給食を残さず食べることができてます。
さて、今日は給食終了後の教室を見て回りました。今朝の発表の効果があったのか、いつもよりもう少しだけ食べてみようと思う子が多かったようでした。一人ひとり食べられる量は違いますが、「みんながあと一口多く食べてみる」「嫌いなものでも一口は食べてみる」「たくさん食べられる人に早めに譲る」など、全体で残菜を減らす工夫をするしかないのかもしれません。