学校日記

雨の日の昇降口

公開日
2015/01/30
更新日
2015/01/30

校長室から

 雨の降る日は傘を差して登校する。当たり前です。傘から水滴を落とし、たたんで丸めて傘立てに入れる。当たり前・・・・・です・か?
 本校で感心することは1年生も含めてそうしていることです。以前昇降口で傘を丸めていた上級生が、こうするんだよ、と下級生に教えていました。それをみて、偉いねと褒めたことがありました。私自身も上手にできない1年生に丸めてあげたことがあります。
 しかし、雨の日のたびにそういった指導ができるわけではなく、ほんの数回のことでした。学校全体で特別取り組んでいるわけでもありません。
 ところが、1月30日雨の日に通りかかった昇降口、傘立てをみたらほとんど全部の傘が丸められていました。まっすぐ立てられていなかったり、長靴が下駄箱に入りきれずに転がっていたりはしていましたが、傘は丸まっていました。
 狭い傘立てに沢山の傘を入れると、もしきちんと丸めていないと、取り出すときに出しにくい。そうならないようなちょっとした心遣いです。できていることにうれしくなりました。子どものうちにこういった心遣いを学んで、活かしていけると良いですね。
 そんな面倒なことしてるの?と将来言われたときに、マナーとして私はやっているよ。と言える大人になってほしいですね。