事業計画
令和7年度 事業計画
教育課程研究事業
共同研究
〔目的〕
緊急又は将来要求される教育課題をテーマに、グループを組織して研究を進め、研究成果を広く共有できるようにする。
〔内容〕
・小田原版STEAM教育に関する研究
・主体的に学ぶ力に関する研究
プロジェクト研究(教科教育に関する研究)
新しい分野の共同研究に注力するため、令和7年度も休止する。
かながわティーチャーズデイにおける実践報告
〔期日〕令和7年8月20日(水)
〔会場〕神奈川県立総合教育センター
〔参加者〕研究所所員、共同研究員代表
〔発表者〕令和7年度の発表は辞退する
研修事業
ライフステージ研修
小田原市立小中学校教員としての自覚と教員としての資質の向上を図る。
アウトリーチ研修
意欲ある教員の資質向上を図るための個人研修。(年5回程度、個別計画による。)
学校経営等サポート訪問
教育研究所長が、学校経営等に関する相談を行い、学校運営をサポートする。
各種研修事業
二宮尊徳翁の事績等について、本市教育研究所発行の読み物資料「二宮金次郎物語」を活用して研修を深め、教職員の資質と実践力の向上を図るとともに、尊徳学習の推進に役立てる。
教育講演会
今日的な教育課題や教職員の教養を広めるテーマについての講演を聴くことにより教職員の資質と指導力の向上を図る。
・期日 令和7年8月21日(木)
・会場 小田原市民ホール(三の丸ホール)
・講師 未定
・演題 未定
・対象者 市内幼・小・中教職員、足柄下郡教職員、行政関係者
おだわら未来学舎
学級経営や教科指導、学校が抱える様々な課題などについての知識と実践力向上の研修を行い、教員としての専門性と人間性を高める場とする。
〔期日及び内容〕
・5月30日(金) 松久眞実氏(桃山学院大学教授)「愛着の課題を抱える児童生徒への理解~教室でできる支援とは~」
・6月20日(金) 板寺洋一氏(県立温泉地学研究所専門研究員)「火山・地震災害に備える」
・9月19日(金) 小林宏己氏(早稲田大学名誉教授)「児童生徒の思考を基にした単元づくりについて」
・11月21日(金) 工藤勇一氏(元横浜創英中高等学校校長)「続 社会の変化とこれからの学校教育について」
職員研修支援事業
職員研修支援事業
・各校で行われている研修会等の情報を集約し、年間を通して相互参加が図れるよう周知する。
・共同研究等の研究成果の展開や、学力向上や校内研修等に関する訪問相談を実施する。
・授業づくり、学級経営、校内研究等についての相談や、資料の提供を行う。
・校内研究に関する講師謝礼と校内研究消耗品費の補助を行う。
市推薦研究事業
・各校で行っている校内研究をより充実させたいと希望する学校を募集し、内容等を審査した上で、4校を市推薦研究校とする。
・推薦研究校は、成果を本市学校教育に反映させるため、研究発表会や授業公開により市内各学校に公開する。
小田原版STEAM教育推進事業
中学校の総合的な学習の時間において、郷土小田原をフィールドに、生徒が身近な実社会の諸問題と出会い、
その問題の解決のために各教科で学んだことを統合的に働かせながら、探究的・創造的な活動を行うことで、よりよい社会を実現しようとする資質と能力を育てることを目的とし、「小田原版STEAM教育」を行う。
<推進にあたって行うこと>
・推進にあたっては、「小田原版STEAM教育」研究推進校を指定し、小田原版STEAM教育の展開の可能性を探り、実践を行う。令和8年度全面実施に向けて、その取組を共有していく。
・指定校が研究を進めるにあたって、大学教授に探究アドバイザーとして関わっていただき、講話または授業研究の講師をしていただく。また、教育研究所が適宜助言を行い、必要に応じて外部人材とのコーディネート、探究サポーターの手配等を行う。授業研究を行う際には、必要に応じて指定校の依頼により指導案検討や授業後の協議などに助言を行う。
・小田原版STEAM教育の考え方や各校の取組を、市内中学校へ周知し、その取組を広げるために、総合的な学習の時間連絡協議会を開く。また、授業の構想の際に、実践内容、ワークシートや指導案を閲覧できるWEBサイトを開設する。
学力向上支援事業
ステップアップ調査推進事業
・一人ひとりの学力や良さを伸ばすため、学力の「伸び」を経年で測定し、そのデータをエビデンスとして、授業改善及び個に応じたきめ細かい指導に生かすことを目的として小学生4年生~中学校2年生で「ステップアップ調査」を学習端末を用いたコンピュータベースドテスト(CBT)で実施する。
・調査結果から学力の伸びを把握し、その状況に応じた指導の改善・工夫について、指導主事を派遣して考える。
全国学力・学習状況調査の対応と検証
・令和7年4月17日(木)に小学校6年生は国語・算数・理科、中学校3年生は国語・数学・理科を行う。
・指導性と質問用紙調査・中学校理科についてはオンラインで実施する。
・国の結果公表を受け、市としての分析を行い、分析結果を教育研究所ホームページに掲載する。
各学校においても結果を分析し、学力向上の取組や授業改善等に活用する。
教育情報事業
情報収集と提供
・図書、資料、DVD等各種の教育情報を収集、整理、保管。
・教育研究所にある書籍については、校務支援ネットワークにある共有フォルダ内でデータ管理している。
・研究所ホームページにて、様々な行事や研修等の情報を公開する。
・中央教育審議会や教育課程審議会等の動向を注視し、情報収集にあたる。
教育情報発信
・研究所所報「小田原教育」 ※年2回学期ごと(その他、必要な情報を「所報臨時版」として適宜発信する。)
・教育研究所要覧
・学校ホームページの支援と推進、教育研究所関連ホームページの更新
郷土学習事業
二宮尊徳学習の実施
・二宮尊徳翁の事績等を学習することにより、郷土の先人を愛する心を育てるとともに、自己の生き方の一助とする。
副読本の刊行
・理科副読本「小田原の自然」
・郷土読本「小田原」
・小学校社会科副読本「わたしたちの小田原」
・「北條五代物語」
・「小田原近代教育史」
理科副読本「小田原の自然」活用講座(自然観察会)
・理科副読本「小田原の自然」を活用した自然観察会の実施により、参加者の郷土の自然に対する興味・関心や探求心を高め、自然を愛する態度を養う。
・年間7回実施予定。
教育ネットワークシステム(教育ネットワークシステム事務局)
教育委員会で実施すること
・教育ネットワークシステムの研修会(異動者等に対する研修)
・年度更新・年度末対応研修
・校務ネットワークの更新対応研修
・ITリーダー連絡会
・情報モラル教育研修会
・ICT活用研修会
各学校で実施すること
・通知表(票)作成研修 〜小中学校〜
・調査書研修 〜中学校〜
・セキュリティポリシー研修 〜小中学校(必要に応じて)〜
・ICT活用校内研修会(年2回)