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令和5年度 事業計画

教育課程研究事業


共同研究
〔目的〕
緊急又は将来要求される教育課題をテーマに、グループを組織して研究を進め、研究成果を広く共有できるようにする。
〔内容〕
・STEAM教育に関する研究
・一人一人の学びにICTを生かす実践研究

プロジェクト研究(教科教育に関する研究)
新しい分野の共同研究に注力するため、令和5年度も休止する。

神奈川県教育研究所連盟研究発表大会への参加
〔期日〕令和5年10月31日(火)
〔会場〕神奈川県立総合教育センター
〔参加者〕研究所所員、共同研究員代表
〔発表者〕令和3・4年度共同研究「ICTを活用した授業作りに関する研究」について、元研究員により発表予定。

研修事業

ライフステージ研修

初任者研修会(オンライン)
小田原市立小・中学校教員としての自覚と教員としての資質の向上を図る。

アウトリーチ研修

パワーアップ研修
意欲ある若手教員の資質向上を図るための個人研修。(年5回程度、個別計画による。)

学校経営等サポート訪問
教育研究所長が、学校経営等に関する相談や教職員に対する講話等を希望に応じて行い、学校運営をサポートする。

各種研修事業

尊徳学習研修会(夏季休業中に机上研修)
二宮尊徳翁の事績等について、本市教育研究所発行の読み物資料「二宮金次郎物語」を活用して研修を深め、教職員の資質と実践力の向上を図るとともに、尊徳学習の推進に役立てる。

教育講演会
今日的な教育課題や教職員の教養を広めるテーマについての講演を聴くことにより教職員の資質と指導力の向上を図る。
・期日 令和5年8月24日(木)
・会場 小田原三の丸ホール
・講師 サトシン 氏(絵本作家)
・演題 未定
・対象者 市内幼・小・中教職員、足柄下郡教職員、行政関係者

おだわら未来学舎
学級経営や教科指導、学校が抱える様々な課題などについての知識と実践力向上の研修を行い、教員としての専門性と人間性を高める場とする。

職員研修支援事業

職員研修支援事業
・各校で行われている研修会等の情報を集約し、年間を通して相互参加が図れるよう周知する。
・共同研究等の研究成果の展開や、学力向上や校内研修等に関する訪問相談を実施する。
・授業づくり、学級経営、校内研究等についての相談や、資料の提供を行う。
・校内研究に関する講師謝礼と校内研究消耗品費の補助を行う。

市推薦研究事業
・各校で行っている校内研究をより充実させたいと希望する学校を募集し、内容等を審査した上で、4校を市推薦研究校とする。
・推薦研究校は、成果を本市学校教育に反映させるため、研究発表会や授業公開により市内各学校に公開する。

「新たな学び」推薦事業
・学習指導要領の求める学力を児童生徒が身に付けられるよう、教育現場における教科等の教育内容及びその指導に関する諸課題について研究し、その研究の成果を本市学校教育に反映させることを目的とする。
・「新たな学び」研究推進モデル校として泉中学校区、酒匂中学校区を指定する。児童生徒の学力の伸びを測るとともに、児童生徒の学力向上に向けた効果的な取組について検証するため「ステップアップ調査」を実施する。年間を通して教育指導課が適宜助言を行う。
・「新たな学び」について考える研修会を実施する。全国学力・学習状況調査が学習指導要領の求める学力の一部を調査するものであることから、その調査問題をもとに、今求められている学力について考える研修会を、希望する学校に教育研究所研修相談員等が訪問して実施する。研修会を実施しない学校については、手引きをもとに自校で実施する。
・「新たな学び」研究推進モデル校の取組を、全小中学校に共有し、「ステップアップ調査」を全校で実施できるようにするため説明会を実施する。

小田原版STEAM教育推薦事業
 中学校の総合的な学習の時間において、郷土小田原をフィールドに、生徒が身近な実社会の諸問題と出会い、その問題の解決のために各教科で学んだことを統合的に働かせながら、探究的・創造的な活動を行うことで、よりよい社会を実現しようとする資質と能力を育てることを目的とし、「小田原版STEAM教育」を行う。
<推進にあたって行うこと>
・推進にあたっては、「小田原版STEAM教育」研究推進モデル校を指定し、小田原版STEAM教育の展開の可能性を探り、実践を行う。令和6年度以降その取組を共有していく。
・指定校が研究を進めるにあたって、大学教授に探究アドバイザーとして関わっていただき、講話または授業研究の講師をしていただく。また、教育研究所が適宜助言を行い、必要に応じて外部人材とのコーディネート、探究サポートの手配等を行う。授業研究を行う際には、必要に応じて指定校の依頼により指導案検討や授業後の協議などに助言を行う。
・小田原版STEAM教育の考え方やモデル校の取組を、市内中学校へ周知し、その取組を広げるために、総合的な学習の時間連絡協議会を開く。

教育情報事業


情報収集と提供
・図書、資料、DVD等各種の教育情報を収集、整理、保管。
・教育研究所にある書籍については、校務支援ネットワークにある市内共有にデータで管理している。
・研究所ホームページにて、様々な行事や研修等の情報を公開する。
・中央教育審議会や教育課程審議会等の動向を注視し、情報収集にあたる。

全国学力・学習状況調査の対応と検証
〔実施日〕令和5年4月18日(火)
〔対象〕小学校6年 国語・算数 、中学校3年 国語・数学・英語
・英語の「話すこと」調査についてはMEXCBTを利用したオンライン調査を全中学校で実施する。また、希望の学校は、児童生徒質問紙もオンラインで実施する。実施日は各校文部科学省より割り振られた指定日とする。
・国の結果公表を受け、市としての分析を行い、分析結果を教育研究所ホームページに掲載する。各学校においても結果を分析し、学力向上の取組や授業改善等に活用する。
・「新たな学び」研究推進事業の一環として、全国学力・学習状況調査の問題をもとに、学力について考える研修会を実施予定。

教育情報発信
・研究所所報「小田原教育」 ※年2回学期ごと(その他、必要な情報を「所報臨時版」として適宜発信する。)
・教育研究所要覧
・学校ホームページの支援と推進、教育研究所関連ホームページの更新

郷土学習事業


二宮尊徳学習の実施
・二宮尊徳翁の事績等を学習することにより、郷土の先人を愛する心を育てるとともに、自己の生き方の一助とする。

副読本の刊行
・理科副読本「小田原の自然」(小学校4年生に配付)
・郷土読本「小田原」(中学校1年生に配付)
・小学校社会科副読本「わたしたちの小田原」(小学校3年生に配付)
・「北條五代物語」

理科副読本「小田原の自然」活用講座(自然観察会)
・理科副読本「小田原の自然」を活用した自然観察会の実施により、参加者の郷土の自然に対する興味・関心や探求心を高め、自然を愛する態度を養う。
・年間7回実施予定。

教育ネットワークシステム(教育ネットワークシステム事務局)


教育委員会で実施すること
・教育ネットワークシステムの研修会(異動者等に対する研修)
・年度更新・年度末対応研修
・校務ネットワークの更新対応研修
・ITリーダー連絡会
・情報モラル教育研修会
・ICT活用研修会

各学校で実施すること
・通知表(票)作成研修 〜小・中学校〜
・調査書研修 〜中学校〜
・セキュリティポリシー研修 〜小・中学校(必要に応じて)〜
・ICT活用校内研修会(年2回)


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