「さつまいもの旬は？」と尋ねると、「秋！」と大きな声が返ってきます。日本の秋には欠かせない食べ物のさつまいもは、学者の青木昆陽が、さつまの国（今の鹿児島県）から苗を取り寄せ、東京の小石川で育て、関東地方に広まりました。江戸時代の大飢饉では、荒れた土地でも育つさつまいもが人々を飢えから救ったといわれています。エネルギーが詰まったさつまいもは、秋の給食に大活躍な食材です。