できても、できなくても。
- 公開日
- 2023/05/02
- 更新日
- 2023/05/02
校長室から
2年生は道徳の学習で「およげないりすさん」という教材を通して、友達との関わり方について考えていました。
池の中の島に遊びに行こうとしていた亀、あひる、白鳥に「一緒に連れて行ってほしい」とりすが声をかけますが、3人(1匹と2羽)は、りすは泳げないから駄目と断ってしまいます。りすがいないまま遊んでも楽しくなかった3人は、次の日、りすに昨日のことを謝り、今度はりすを亀の背中に乗せて、みんなで島に向かうというお話です。
低学年という発達段階では、同じことができるかできないかで、ともすると友達を仲間はずれにしてしまうこともあります。相手を傷つけようという気持ちはなくても、期せずして友達を傷つけてしまいます。
仲間に入れてもらえなかったらどんな気持ちがするのか想像したり、同じことができない場合でも、みんなで楽しく遊ぶためにどんな工夫ができるのかを考えて行動できるようになってほしいです。できること、できないことは一人ひとりそれぞれなのですから。得意を生かし、苦手を補い合う仲間であってほしいです。