５年生は国語の学習で、「大造じいさんとガン」に取り組んでいます。

この日のテーマは「『大造じいさんとガン』の魅力はなんだろう」

今まで学習を積み重ねてきた子どもたちは、この物語のおもしろさをたくさん感じ取っています。

中でも登場人物の心情の変化やかっこよさ、情景描写のもつ美しさ、予想外のストーリー性などが選ばれていました。

「ぼくの考える魅力はここだな」と思っても理由は様々。友達の考えを聞きながら教科書をもっていって、根拠を伝える。

国語の教科書をペラペラめくりながら学びあう姿から、子どもたちは作品の魅力を十分感じ取っていることがうかがえました。

大人も含めて「読書離れ」ということばがよく聞かれます。１つの物語にどっぷりと浸り、自分と友達の考えを比べながら様々な思考をめぐらす学習は、思考力や読解力を鍛える上でとても大切です。物語のおもしろさをもっと感じてほしい秋の日でした。