学校日記

すごい! 小田原ちょうちん

公開日
2014/06/27
更新日
2014/06/27

校長のつぶやき

 今日、小田原ちょうちん保存会、小田原箱根商工会議所青年部、小田原ちょうちん製作ボランティアの会のみなさんのご指導をいただいて、6年生の子どもたちが小田原ちょうちんづくりに挑戦しました。その中で、講師の方から小田原ちょうちんの三つのよさを教えていただきました。それを三徳と言うそうです。
 一つ目はコンパクトであること。使わないときにはたたむことができ懐(ふところ)にしまえたので「懐ちょうちん」とも言うそうです。二つ目は中骨に角ヒゴを使っていること。角ヒゴを使うと糊代面積が広くなるので丈夫になるそうです。三つ目は大雄山最乗寺の神木を一部材料に使ったので、魔除けになったことです。
 小田原ちょうちんを発明した甚左衛門さん(江戸時代に現在の小田原市浜町に在住)はすごい発明をしたものだと改めて感心しました。子どもたちが大きくなったとき、よその土地の方に「小田原ちょうちん」のすばらしさを伝えられたらいいなあと思いました。