「せんせい！ほんばがでたよ！」

「きょうもおみずやったよ！」

うれしそうに報告してくれる１年生の子達。

５個植えた種から芽が出て大事に大事に育ててきました。

しかし、ところ狭しと葉を伸ばしてきて、ついに、間引きをするときがやってきました。

「えーとっちゃうの？！」

「（だいじにしていたのに）いやだな」

という声が聞こえてきました。

動画で葉っぱにしっかり光を当てるため、これからを元気に育てるために必要ということを見て、必要なんだねと分かってきた子達。

最終的には、

「間引きした芽も別の花壇で育てる。そのために大事に間引きしよう。」

ということでみんな納得しました。

そして、大事に間引いた芽を袋に入れる姿に、補助してくれていた支援員さんからは、

「抜いた芽にしっかり根と土がついている。こんなに大事に間引きしたものを扱っている１年生はなかなかいない！すごいです！」

という言葉がありました。

本当に優しさが素敵な子達だなと、温かい気もちをもらった生活科の時間でした。