校長室だより
- 公開日
- 2015/07/22
- 更新日
- 2015/07/22
校長ブログ
子どもたちが楽しみにしていた夏休みになりました。一人ひとりが元気に、そして有意義に45日間を過ごしてほしいと思っています。
さて、夏休みに入ると同時に梅雨明けとなり、暑い日が続きます。熱中症関連のニュースが毎日伝えられるたびに、暑さに弱い私は憂鬱になります。早く涼しくなってほしいと願うばかりです。
とにかく熱中症には気をつけなければと思い、我が家でも水分補給を心がけています。ただ、いつも麦茶というわけにはいかず、ペットボトルや缶がたくさんたまってしまいます。
ペットボトルといえば、本校では以前からキャップを集めて世界の子どもたちにワクチンを送ろうというエコキャップ推進協会の活動に、環境委員会の子どもたちを中心に取り組んできました。しかし、4月の新聞報道を受け、状況を見極めるために活動をしばらく休んでいました。
世界で困っている人たちを助けようという本校の子どもたちの思いのつまった活動を何とか続けることができないかと考えていたところ、エコキャップ推進協会の活動に協力していた事業者から、「推進協会を経由せずキログラム当たり同額を直接『世界のこどもにワクチンを日本委員会』へ寄付を行う」という申し出をいただき、協力をお願いすることにしました。
早速6月から環境委員会の子どもたちが、キャップの回収活動再開への協力を全校に呼びかけました。
子どもたちの優しさを無駄にすることがなくほっとしました。同時に、大人は子どもたちの信頼を裏切るようなことはしてはいけないと改めて自分に言い聞かせました。