校長室だより
- 公開日
- 2015/07/30
- 更新日
- 2015/07/30
校長ブログ
暦の上では1年で最も暑さが厳しい時期を「暑中」と言い、夏の土用である立秋前日までの18日間がこれにあたるそうです。
連日30度を超え、「蟬時雨」も容赦なく降り注ぐ日が続くと、「暑中」の言葉に「猛」や「酷」などの一字を加えたくなってしまいます。
さて、この暑さに負けずに夏の夜を楽しもうと、日本各地で夏祭りや花火大会が行われています。
小田原でも7月25日(土)と26日(日)の2日間、「小田原ちょうちん夏まつり」が小田原城址公園で行われました。
私は25日に見に行きました。その日は雨の降る心配はなかったものの、風もなく昼の蒸し暑さがそっくり残っていて、立っているだけで汗が流れ出るほどでした。むせかえるような暑さを物ともせず、城址公園周辺はたくさんの人たちで賑わっていました。人々の活力に圧倒される思いでした。
本校の6年生が作ったちょうちんは、お堀端に飾られていました。昼間に見ると子どもたちの描いた一つ一つのちょうちんの絵がよくわかり、思わず微笑んでしまいました。夜になりちょうちんの明かりがともると、その華やかさは見とれるほどでした。「まなび橋」のすぐ横に飾られているということもあり、欄干にちょうちんを吊した橋と子どもたちのちょうちんとを背景にして写真を撮る人たちもいました。
また、当日は同じ公園内で「灯想夜〜感謝の想い〜」も行われました。本校の3年生が感謝の気持ちや絵をかいたキャンドルフォルダーが銅門(あかがねもん)広場に並べられ、キャンドルに明かりがともされるとその幻想的な美しさに見入ってしまいました。
納涼とはいかないまでも、子どもたちが作ったちょうちんとキャンドルフォルダーに爽やかさを覚えた一時でした。