学校日記

大きくなあれ ミニトマト

公開日
2025/06/05
更新日
2025/06/05

校長室から

運動場で2年生が植木鉢と向かいあって、にぎやかに話をしています。

「1、2、3、4、5、6、7、8、…」

「いっぱい芽が出たよ。」

2年生は生活科の学習で野菜を育てています。

学校でミニトマトを栽培するときは、苗から育てることが多いのではないかと思うのですが、2年生は種から育てることに挑戦しています。


「これはミニトマトじゃないよ、草だよ。」

「えーっ、草なの?」

そういえば、ミニトマトの種は4つしかまいていません。

たくさん芽が出ているのかと思ったら、草も一緒に混ざっているようです。

ミニトマトと見分けがつかないぐらいよく似た草が、ミニトマトの発芽と同じタイミングで生えてきているのです。


「見て、これ。ミニトマトを抜いちゃったから、急いで土に埋めたの。」

「ぼくも間違えて抜いちゃったかも…」

2年生の鉢をのぞいてみました。間違えるのも頷けます。確かに見分けるのが難しいのです。

もう少し大きくなったら、違いがわかりやすくなってくるでしょうか。


「葉っぱにたてに線が入ってるね。」

「ミニトマトの絵に紫色も使ったよ。だってね、よく見ると茎のところがうすい紫色なんだよ。」

まだ小さな芽ですが、よく観察していることがわかります。


ミニトマトはこれからどんな変化をしていくでしょう。

そしてその変化に驚いたり、喜んだりしていくであろう子どもたちの姿が楽しみです。

大きくなあれ ミニトマト!