学校日記

応援練習

公開日
2014/09/18
更新日
2014/09/18

出来事

 運動会の応援練習が進んでいます。6年生が夏休みから企画を練ってきて、いよいよ全体へ指導していく時が来ました。6年担任の学年だよりからの抜粋で、温かいメッセージをお読みください。

「がんばれ、がんばれ、6年!」

 応援練習がスタートしました。9月2日に、まず6年生だけで、夏休みに考えてきた応援練習をお互いに発表し合い、確認をすることにしました。両方の発表を見て、「夏休みに一生懸命考えたんだなあ。」ということがわかり、嬉しくなりました。そして子どもたちも私も感じたことは「赤青組と白黄組の応援内容が似ている…。」ということでした。エールの仕方が同じ、エールの言葉がほぼ一緒、「みんななんだか元気がないなあ。そうだ、○○を呼ぼう。」という6年生の登場のパターンが同じ、といった具合で、思わずみんなで「うーん。」とうなってしまいました。
 今までの応援合戦を参考にしているので、エールが同じになったり、登場パターンが同じになるのは十分考えられることなのですが、話し合いの結果「似てるところばっかりじゃ、つまらないよね。」「今までと違うことにも挑戦したいよね。」といった意見が出され、もう一度考えてみることにしました。「三三七拍子ってやってみない?かっこいいからやってみようよ。」「登場のときの、みんな元気がないなあバージョンはやめよう。」とすぐに相談が始まりました。ダンスはどちらもよかったので、そのまま行うことにしました。
 そして9月5日の昼休みに1〜6年生が集まり、第1回目の応援練習を行いました。エールや登場の仕方はもう少し考え直すことにしたので、まずはダンスを練習していくことにしました。替え歌や隊形移動の仕方をかいた紙を用意しました。6年生の中でダンスの見本を見せる人、説明をする人などの役割分担も決めました。事前準備はバッチリです。
 私は赤青組の応援練習に参加しました。6年生のあたたかさ、一生懸命さが伝わってきました。同時に課題点も感じました。ダンスを少しずつ区切って教えていく場面では、1回だけ見本を見せた後、「わからない人、いない?」とそこら中で6年生が声をかけていました。優しさからの言葉がけなのですが、みんながばらばらに、そして何度も声をかけるのでざわざわしてしまいました。そして、下級生の子たちは、1回見ただけでは当然覚えられません。「わからない人いない?って何回も聞くよりも、一緒に何度も踊ってあげた方が覚えられると思うよ。」とアドバイスしました。
 今までは教えてもらう立場でしたが、内容を考えて教えていくということは難しいことだと実感している子どもたちです。それでもよりよいものにしていこうと努力をしています。11日の昼休みは6年生だけで応援練習の進め方の練習をしました。ミニ劇やエールなど、2日のときに比べずいぶん工夫され、とてもよくなっていました。お互いの色に「こうしたら。」「○○って言った方がおもしろいよ。」とアドバイスをし合い、さらにパワーアップした内容になりました。6年生の子どもたちの素晴らしいところは、「大変」とマイナスな気持ちになるのではなく、「楽しみながら」前向きにがんばっているところです。今後も足りない点は補い合い、修正しながら、自分自身と下級生を盛り上げていってほしいと思います。応援練習を進める6年生に私も「がんばれ、がんばれ、6年!」とエールを送っています。