だいたいの面積が測れます
- 公開日
- 2022/12/01
- 更新日
- 2022/12/01
校長室から
4年生の教室を覗きましたところ、算数で「cm2(平方センチメートル)」という単位を学習していました。「cm」の右肩につく「2」はどういう意味なのか質問をする子もいました。「3もあるよ(cm3)」という子がおり、「じゃあ4は?5は?」と子ども達の疑問が続いていきました。算数ではこうして数字を増やすとどうなるか、発展的に考えていく姿勢が必要です。5年生で「cm3(立法センチメートル)」を学習することになりますが、そのときに「2」「3」の意味をもっと深く考えられるようになると思います。
その後、教科書の巻末についている平方センチメートルのマスを使って、身の回りにあるものの面積を測る活動もしました。10円玉は4平方センチメートルだったようです。
今日は四角い形のものを測っている子が多かったように見えましたが、学習を積み重ねる中で、正方形や長方形などだけでなく、丸いものや直線で囲まれていないものなども、1平方センチメートルのマスを敷き詰めればおおよその面積を測れるということを体験してほしいと思いました。
写真の2枚目は指の面積を測ろうとしています。こうして何かの表面積も、基本的には一つの単位をもとして測ることができると、経験を通して理解していくことを期待します。