はやさと丁寧さの間
- 公開日
- 2022/11/30
- 更新日
- 2022/11/30
校長室から
書写の時間には、自分の精いっぱいの丁寧さが発揮できるよう、「ていねい競争だよ」などと声をかけて励ましています。以前にもお伝えしたことがありますが、学習用端末が一人一台貸与される時代であっても、字を丁寧に書こうとする姿勢を育てていくことは大切だと思っています。字の形が整っているかどうかというより、字を丁寧にしっかり書いているかどうかで、認められる場面はまだまだ多いです。(いつか手書きをしなくなる時代が来るかどうかはわかりませんが)
しかしながら学校では、一定の時間内に取り組まなくてはならないという制約もありますので、はやさと丁寧さのバランスを、自分なりに考えながら取り組んでいかなくてはなりません。できるだけ丁寧に、そして作業にどれくらいの時間がかかるのか自己調整を図りながら取り組めるよう、声をかけています。大人でも難しいことです。
さて、写真では少しわかりにくいかもしれませんが、3年生の書写では時々「水書筆」を使って筆の感覚に慣れるようにしています。