トラブル発生!そこから学ぶこと〈教頭のつぶやき〉
- 公開日
- 2022/07/20
- 更新日
- 2022/07/20
出来事
3年生は、昨日から3時間目にみんなで遊ぶ計画を立てていました。係の子が中心となり盛り上がりましたが、子どもたちは楽しい思いが先行し、少しずつルールを守らなくなってしまいました。すると、やはり悲しい気持ちになってしまった子が出てしまいました。そんな中生じたそれぞれのフラストレーション。でも、それを経験し、乗り越えることで、徐々に感情のコントロールを身につけて、仲良く遊べるようになると思います。「子ども同士のトラブル」が起こったとき、「成長の糧にするチャンス」とも捉えることができます。
根底には仲良くあそびたいという気持ちが全員にあります。トラブルは確かに回避したいですが、そこから学ぶことも多く、私たち教職員としては見守りつつ、どの場面で声をかけるのがベストなのかと試行錯誤しています。
子どもはもめごとの中で、相手の痛みや辛さを考えられるようになります。
もし、そんな機会がなかったとしたら「こんなことをしたら相手はどうなるか」ということを考える機会がなくなります。解決策を自ら考える経験はとても大事ですね。
「半分貸してあげてもいいよ」と譲歩したり、「遊び終わったら、次貸してね」とルールをつくったり、大人が介入しなくても、さっきまでもめていた子どもたちが、自身で解決策を考えて仲良く遊んでいるなんてことも少なくありません。ご家庭でもきょうだい等でのもめごともあるかと思いますが、参考にしてくださると幸いです。