稲穂を守れ!緊急出動!!
- 公開日
- 2022/09/22
- 更新日
- 2022/09/22
できごと
先日の台風14号の時、この地域では登校時に強風や大雨の影響がさほどなく、ほっとしていたのですが、報徳ランドの田んぼには大きな影響がありました。
渦をまいた風が通り抜けたのがはっきりわかるように稲がなぎ倒されていました。このままにしていると、稲が泥につかってしまったり、せっかくつき始めた稲穂がダメになってしまうかもしれないと心配した5年生が、急遽、稲を起こす作業をしました。
井上さんにご指導いただきながら、2人1組で3束ほどの稲を起こして押さえる人、それを麻ひもで縛る人と分担しながら作業しました。
稲を束にするときに跳ね返ってきた稲穂が顔に当たり「チクチクするー!」、はだしで入った田んぼにザリガニを見つけ「キャー、誰か捕まえてー!」など、大騒ぎをしながら何とか起こすことができました。
ニュースでは、稲刈り前の稲が水に浸かってしまったり、収穫前の梨が落ちてしまったりとこの台風の被害を報道しています。今回の体験を通して、そうしたニュースに耳を傾け、農家の方々の無念さをほんの少しでも理解しようとする気持ちにつながるといいなと思います。