全校道徳(12/10)
- 公開日
- 2024/12/11
- 更新日
- 2024/12/11
できごと
12月10日(火)のお昼頃、運動場にサルがいるのを子どもが教えてくれました。外を見ると、金次郎像のそばに座っていました。残念ながら昼休みは屋内で過ごすこととして、サルは、市環境保護課に連絡し対応していただきました。幸いしばらくすると校外へ出て行ったので一安心です。
今日は体育館で2回目の全校道徳がありました。1回目に引き続き、多様性や認め合いをテーマにしました。ゲストティーチャーとして県視覚障がい者福祉協会、県聴覚障がい者協会の方に来ていただき生活の様子や手話のことなどお話しいただきました。子どもたちはじっと聞いていました。質問や感想を全体の中でも堂々と述べる子がいました。「わたしも家に帰って手話をやってみようと思います。」こんな声も聞かれました。お話しくださった二人の方は、子どもたちがしっかりと聞いてくれてうれしかったと伝えてくれました。
担当職員は、「6月の全校道徳で「どんなかんじかな」という絵本から想像させたが、ハンディキャップがある人を理解するのは難しかった。だから、実際に会って話を聞くことで、工夫をしながら一生懸命に生きていること、そして、決してかわいそうな人でも不幸な人でもないということを子どもたちにわかってほしかった。」と、思いを語りました。
わたしたちはいろいろな人とつながり、生活しています。一人一人ちがったよさがあり、苦手なこともそれぞれです。そうした自分との違いで壁を作るのではなく、話をし、その人のことを知ることでいい関係が築けるのだと思います。「目の見えない人に道で会ったら、大丈夫ですかではなく、何かお手伝いしましょうか、と声をかけてあげてください。」というお話がありました。勇気を出して、優しい声をかけられる人になりたいと思いました。