学校図書館より きつねの窓
- 公開日
- 2022/03/11
- 更新日
- 2022/03/11
できごと
学校司書が本を紹介します。
みなさん、ひとりで最後まで読み通せる本はありますか?
漁師の「ぼく」は、えものの白い子ギツネを追いかけて桔梗畑に迷い込み、「そめものききょう屋」という小屋に入ります。
さきほどの子ギツネが男の子の店員に化けているのを知りながら、「ぼく」は接客を受けるのです。
「そうそう、おゆびをおそめいたしましょう」
「ゆびを染めるのは、とてもすてきなことなんですよ。」
子ギツネの店員が、桔梗の汁で指を染めるきっかけを話し始めます。
■『きつねの窓』
安房直子・文
織茂恭子・絵
(ポプラ社)