学校図書館より(17)
- 公開日
- 2021/07/28
- 更新日
- 2021/07/28
できごと
学校司書が本を紹介します。
巨大団地に、人間たちに混じってこっそり団地生活を始めた7人の妖怪(ようかい)一家。お父さんはヌラリヒョン、お母さんはろくろっ首、子どもたちはサトリに、あまのじゃくに、一つ目小僧。
最も大切なルールは「ご近所さんを食べないこと」
人間の開発によって住むところを追われた妖怪たちが、人間の住む団地に、人間のふりをして住む。しかも、みんなちがう妖怪だというのが、なんともいいのです。
■『妖怪一家 九十九(つくも)さん』富安陽子:作 山村浩二:絵(理論社)