「落ちてこない、倒れてこない、移動してこない」場所へ(5/8)
- 公開日
- 2023/05/08
- 更新日
- 2023/05/08
できごと
先週末、石川県で起こった大きな地震のニュースを聞いて、今日の避難訓練のことを考えました。今日の訓練は、大きな地震が起きたときの姿勢の取り方、避難経路、避難場所を理解することをねらっています。9:35、合図の放送が流れました。3階の教室を見ていたのですが、子どもたちは地震で揺れていることがわかると、さっと机の下に潜りました。緊張感が伝わってきます。揺れがおさまり、津波に備え3階へ移動してくる子たちもおしゃべり一つせず、避難教室へ歩きます。担任はガラスが割れた際に破片をはきとるためのほうきを持って移動します。
校長からは地震が起きたときに身を隠す場所について3つポイントを伝えました。1つ目は「落ちてこない場所」です。校内なら蛍光灯や棚の荷物などが考えられます。校外なら屋根瓦なども心配です。2つ目は、倒れてこない場所です。校内の棚などは全て転倒防止の処理がされていますが、校外ではブロック塀や樹木などが心配です。3つ目は「移動してこない場所」です。10年前の地震のとき、体育館のステージにおいてあったテレビがごろごろと動いていたことを思い出しました。
また、本校の学区では東海道線よりも海側は津波の被害が大きいことがハザードマップからわかります。登下校中に地震があった際には、学校へ来るよう指導しました。本校は大地震の際、広域避難所となります。ご家庭でも大きな地震が起こった際の行動について話題にしてみてはいかがでしょうか。