富士見小学校の沿革

【沿革の概要】
 下府中・酒匂地区の発展に伴う人口および大規模校の解消策として、鴨宮駅南部区画整理事業の中で、昭和44年、現在地に小学校用地を確保、昭和58・59年度に校舎を建設した。昭和60(1985)年4月1日、酒匂小学校・下府中小学校の一部分離・合併により開校。当時の学級数は23、児童数は943人だった。平成16(2004)年には開校20周年を迎え、記念の航空写真の撮影が行われている。

昭和60年  4月 1日 酒匂小学校・下府中小学校の一部分離・合併により開校、開校時:学級数23、児童数943(5月1日現在)
   8月19日 屋内運動場工事着工
昭和61年  3月 1日 開校記念式挙行(以後、開校記念日とする)
平成 元年 11月17日 児童指導実践発表
平成 3年 11月25日 3階ワークスペース改良工事完了(名称「いこいの部屋」)
平成 4年  4月 1日 学級数27となり、特別教室2つを普通教室に転用
  11月20日 奉仕等体験学習実践報告会(91年度、92年度文部省研究推進校市推薦研究校)
平成 5年 10月21日 環境美化活動優良校表彰
平成 7年  4月 教育方法の改善・開発に関する研究(市研究実践委託校)
平成 8年  4月 防災倉庫設置
平成12〜13年   学校におけるボランティア等活用実践研究委託
平成12年  8月 校内LAN整備工事
平成13年 10月 非常警報装置設置
平成15年  4月 たんぽぽ1組新設
   4月 市推薦研究委託校(国語科、算数科を中心に)
平成16年  4月 たんぽぽ2組新設
平成17年  5月 たんぽぽ3組新設
平成18年 12月 プールインターホン設置
平成19年  4月24日 全国学力・学習状況調査実施
平成20年  4月 市推薦研究委託校(算数科を中心に)
平成21年  4月 県教育委員会 性・エイズ教育推進校
平成22年 12月 2日 県教育委員会 性・エイズ教育研修講座にて発表
平成23年  1月27日 足柄下地区健康教育健康協議会にて性・エイズ教育発表
   9月 1日 校舎リニューアル(ランチルーム・多目的ルーム・生活科室・社会科資料室) 放課後児童クラブ校内移設
  11月 1日 富士見の教育説明会実施
平成24年  7月 扇風機設置工事
   9月 屋上柵拡張工事
  12月 7日 国語科 公開授業研究会(市推薦研究委託校)
平成31年 4月 エアコン設置工事
令和2年   学習用ネットワーク整備
令和3年・4年   小田原市「新たな学び推進事業」研究推進モデル校指定
令和5年  8月 校舎内照明LED化
令和6年  1月 体育館照明LED化

【校名】
 昭和59年秋、地元建設対策委員会は、各自治会から希望の校名を募り、その中から地名にちなんだ名称と地名に関係ない名称二つを候補としてあげた。教育委員会から校名決定を地域に委ねられたので、建設委員会が検討し、地名は除くという視点から「富士見」を推薦することに決定した。  その後、昭和59年11月の教育委員会に諮るとともに、同年12月の小田原市議会に上程され、富士見小学校の名称が認められた。  富士見という校名の小学校は、一都七県にわたって15校あるが、いずれも富士山のよく見えるところ、見えたところと思われる。富士山が見えるからだけでなく、志高いことを望みたい。

【校地・校舎】
 開校時、校庭東側にクスノキ、北側にシラカシ、校舎西側にケヤキが計画的に植樹された。1987年、県の緑化推進事業の一環としてピロティー沿いにイヌツゲ・ドウダンツツジの植え込みがつくられた。1993年2月、ふるさと緑の基金により、校舎正門脇にメタセコイア、東側にクスノキの間にレッドロビンその他の低木類や芝ザクラが植えられた。  校舎南側に隣接して富士見公園がある。季節には木蓮や桜などが花をつけ、また何本もの常緑樹や芝生の広場があり、閑静な環境をつくりだしている。