体育の学習では、バスケットボールに取り組みました。

ゲームの中で大切なのは、ただボールを追いかけるだけでなく、仲間と「パスをつなぐ」こと。

そのためには、相手の動きや状況をよく見て、今何が必要か考える力が求められます。

また、コートの中では、

「どこに動けばスペースができるか」

「誰にパスを出せばボールがつながるか」

と、広い視野を持って動くことも大切になってきます。

ただ、自分が活躍するのではなく、仲間にチャンスを託す。

そんな「思いやり」がプレーの中でも表れていました。

こうした体育での学びは、教室での学習にもつながっています。

例えば、算数でわり算の筆算を行う際、

「どこ（位）から始めて、どの順番で計算するのか」

を確認しながら、チョークをつないで“パス“していくような意識を持って取り組みました。

友達と声をかけ合いながら問題に向かう姿は、体育で培ったチームワークが生きていると感じました。

バスケットボールを通して学んだ、思いやりとつながりの力は教室の中でもしっかりと根付き始めています。